
目 次
はじめに
こんにちは、Taro Cyberです。
私ごとですが、現在70代を迎え、妻と二人で「海外旅行」の計画を立て始めました。実は、私が最後に海外へ行ったのは約40年前。当時は仕事でのアメリカ・カナダ旅行でした。それ以来、すっかり足が遠のいていたため、今の海外旅行については「ほぼ初めて」と同じ状態です。
退職して時間はたっぷりあるけれど、「若い頃とは体力が違うし、何日も家を空けて大丈夫だろうか?」というリアルな不安もあります。
今回は、私たちと同じように「定年後に時間ができたから、久しぶりに(あるいは初めて)海外へ行ってみたい!」と考えている同世代の方に向けて、最初の一歩となる「旅行日数」と「行き先」の決め方について、調べたことや先輩シニアの体験談を交えてご紹介します。
1. 日数の正解は?:体力と留守宅の安心感から導くベストバランス
「せっかく高いお金を払って海外へ行くのだから、なるべく長く滞在したい」
そう考えて、いきなり1週間以上の長期旅行を計画したくなるのですが、これは少し注意が必要です。40年ぶりの「リハビリ旅」としての初回は、3泊4日〜5泊7日程度がベストバランスだと分かりました。
理由は大きく二つあります。「体力」と「留守宅」です。
① 若い頃の感覚で予定を組まない
飛行機での移動、時差、慣れない枕。これらは想像以上にシニアの体力を削ります。実際に、こんな先輩シニアの失敗談がありました。
【先輩シニアの口コミ:日数の失敗談】
「定年後に奮発して、いきなり2週間のヨーロッパツアーに参加しました。しかし、時差ボケと毎日の移動で3日目には夫婦でクタクタに。後半は義務感で観光していました。最初は3〜4泊の近場から慣らすべきでした」(70代男性)
② 長期間、家を空ける心理的負担
もう一つの盲点が「留守宅の心配」です。防犯対策、新聞の配達停止、戸締まり。そして何より、大切にしている植物の水やりなど、長期間家を空けると旅行中も「家は大丈夫かな……」と頭をよぎって、旅を心から楽しめなくなることがあります。
【先輩シニアの口コミ:留守宅の盲点】
「1週間家を空けたら、大切にしていたベランダの植木が全滅。帰国直後の疲れた体で片付けをするのが本当に切なかったです。それ以来、最初は3泊くらいで様子を見るようにしています」(60代女性)
まずは「少し物足りないかな」と思うくらいの短い日数(3泊〜5泊)から始めるのが、お互いの心と体のために一番の正解のようです。
2. 目指せ旅の達人!3段階の「海外旅行ステップアップ構想」
今回の旅行を単発のゴールにするのではなく、「まずは小試し、うまくいったら次へ」という3段階のロードマップを作ると、無理なく世界を広げていくワクワク感が生まれます。
| 段階 | 目安の日数 | おすすめの地域と理由 |
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ステップ1 (今回・初回) |
3泊4日〜5泊7日 |
台湾・シンガポール・ハワイ ・直行便でフライトが短い ・日本語が通じやすく、バリアフリーも安心 |
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ステップ2 (2回目) |
1週間〜10日間 |
オーストラリア・ニュージーランド ・治安が抜群に良い ・時差がほとんどないため、体が劇的に楽 |
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ステップ3 (3回目〜) |
10日間〜2週間 |
憧れのヨーロッパ(イタリア・スイス等) ・旅の体力や現代の手続きに慣れた頃に ・シニア向けの「ゆったり添乗員付きツアー」で満喫 |
いきなり最高峰のヨーロッパ(ステップ3)を目指すのではなく、まずは「練習」として身近な国(ステップ1)から始める。このステップを踏むことで、旅への自信が格段につきます。
【先輩シニアの口コミ:ステップアップの体験談】
「最初は近場の台湾3泊から始めました。スマホの海外通信や現代の飛行機の手続きに慣れる『練習』になったおかげで、2回目はオーストラリア、3回目は憧れの北欧へ。段階を踏んだのが大正解でした」(70代夫婦)
3. 現代流・シニアのための効率的な情報収集術
40年前の私の記憶では、海外旅行の情報といえば「旅行会社のパンフレットを穴が開くほど眺める」のが主流でした。しかし、現代はインターネットを少し工夫するだけで、シニアに優しい情報を事前に集めることができます。
おすすめの調べ方を2つご紹介します。
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旅行記サイト(『4travel』など)を活用する
「70代」「夫婦」「初めて」などのキーワードで検索してみてください。ガイドブックには載っていない、同世代のシニアが書いた「ここの階段はきつかった」「このホテルの朝食は口に合った」というリアルな本音がたくさん見つかります。
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YouTubeで「ホテル名 + ルームツアー」と検索する
今の時代、世界のほとんどのホテルは動画で紹介されています。部屋の中に段差はないか、お風呂にバスタブ(浴槽)はあるか、エレベーターはスムーズか。文字や写真だけでは分からない「実際の使いやすさ」を目で確認しておくと、現地での失敗がなくなります。
おわりに
40年ぶりの海外旅行計画。若い頃のように「とにかく遠くへ、予定を詰め込んで!」というわけにはいきません。
でも、「無理のない日数」と「安心できる行き先」を丁寧に選ぶ今のプロセスは、あの頃の忙しい仕事旅とは違い、夫婦での新しい素晴らしい思い出の始まりだと感じています。
まずはノートを開いて、夫婦で「ステップ1の作戦会議」を始めてみませんか?
次回は、大枠が決まった後の「ツアーや窓口の具体的な申し込み方法と、シニアが絶対に見落としてはいけない注意点」についてお話しします。